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2009.11.5
第1回 太宰治 VS 中原中也
酔っ払うと、人にからむ癖があった中原中也。
太宰治と草野心平と飲んでいたときのこと。
初めは仲むつまじかったが、しばらくすると、いつもの中也の癖が出た。
ターゲットは太宰である。

「何だ、おめえは。
青鯖が空に浮かんだような
顔をしやがって。
全体はおめえは何の花が好きだい?」
「モ、モ、ノ、ハ、ナ・・・」
「チエッ、だからおめえは・・・」
この後、場は一転して乱闘に・・・。
太宰は中也についてこんな悪口を言っている。
「蛞蝓(ナメクジ)みたいにテラテラした奴で、
とてもつきあえた代物ではない」
だが、一方で「やっぱり、天才というもんかねえ」と言い、
性格が合わないながらも、中也の才能を太宰は尊敬していた。

