宮沢賢治 Miyazawa Kenji

宮沢賢治
宮沢賢治

・岩手県稗貫郡花巻町生まれ。

・盛岡高等農林学校卒業後、花巻農学校の教師として教鞭をとりながら、多くの詩や童話の創作を行った。

・代表作に『雨ニモマケズ』、『風の又三郎』、『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』など。

指折りの資産家に生まれた賢治は典型的な金持ちのボンボン。ウェイトレスにはチップを弾んだばかりか、気の毒な身の上話を聞くと有り金をはたいてしまうことも。

・裕福だった賢治はグルメで、当時は珍しかった西洋料理に舌鼓を打った。「注文の多い料理店」は賢治のグルメぶりが生かされた作品。

・レコードのコレクターでもあり、高価な蓄音機で音楽を楽しんだ。自身もチェロを習い、その経験から「セロ弾きのゴーシュ」を創作。

・ベジタリアンを目指したが、肉生活からは抜けきれず、中途半端なベジタリアンだった

・散策が大好き。農学校の教師として生徒をトンデモない散策に付き合わせたことも。それは、ひたすら西を目指すというもので、雪が降る真冬に7、8キロも歩かせ、滝つぼに飛び込ませた。

・禁欲主義で自慰行為、つまりオナニーすらもしなかった。「性欲を自分で満足させる方法も知っているが、ただそういうことをしないだけの話だ」。

・晩年は禁欲生活に後悔も。

<宮沢賢治の名言>

「正しく強く生きるとは、銀河系を自らの中に意識してこれに応じて行くことである」

※名言、エピソードの詳細は『偉人名言迷言事典』(笠間書院)『ざんねんな偉人伝』(学研プラス)『天才を育てた親はどんな言葉をかけていたのか?』(サンマーク社)を参照。

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