渋沢栄一が尾高惇忠から学んだ読書法とは?

偉人コラム

大河ドラマ『青天を衝け』がついに最終回を迎えた。なかには、1月3日からの総集編を楽しむという人もいるはず。そんな人のためにおさらいできる東洋経済オンラインの記事を紹介しよう。

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「資本主義の父」とのちに呼ばれる渋沢栄一は、商人というイメージが強いが、出身は農民である。ただ、父が教育熱心であり、商いにも関心があったために、栄一も幼い頃からビジネスセンスを実践で磨いていったといってよい。下記の記事「500社育てた渋沢栄一、商才は10代から凄かった」では、渋沢栄一が幼少期から商才を発揮していた、という逸話を紹介した。

500社育てた渋沢栄一、商才は10代から凄かった
日本を代表する実業家、「渋沢栄一」が脚光を浴びている。2024年からの紙幣刷新においては、新一万円札の顔に選ばれて、福澤諭吉からバトンタッチ。それに先駆けて2021年から放送が始まる、NHK大河ドラマ第60作「…

そんな栄一にとって、思想の面においては父よりも大きな影響を受けた相手がいた。従兄弟の尾高惇忠(おだか・じゅんちゅう)だ。渋沢が尾高から教わった「本の読み方」は当時からすれば、斬新なものだった。栄一は尾高の教えのもと、自由な発想で、世の中をとらえる術を学ぶ。のちに、多方面で活躍する下地を作ったと言っても過言ではないだろう。

渋沢栄一を凄い読書家にした常識覆す師の教え
渋沢が読書に夢中になりすぎて、両親からたしなめられたことは前回書いたが、それだけ本にのめり込んだのには理由がある。幼き渋沢に「本の読み方」を伝授した男がいたのだ。男の名は、尾高惇忠(おだか・じゅんち…

そして、渋沢栄一が尊敬したもう一人の男が尾高惇忠の弟、長七郎である。 惇忠よりも年が近い分だけ、栄一の長七郎に対する、憧憬の念は強かった。だが、栄一が憧れた長七郎はやがて人生が暗転する。

新刊『泣ける日本史』では、長七郎との感動物語もとりあげている。2人の葛藤を小説形式で綴ったので、記事と合わせてご一読いただきたい。

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